第3次緊急事態宣言の発出により、新型コロナウイルス感染症の収束が期待されましたが、その効果は薄く、5月11日(火)の宣言解除は延期され、5月31日(月)まで継続されることになりました。
このことを踏まえて、授業の方針を一部変更することにしましたのでお知らせします。

授業を原則、遠隔授業とします。その期間は5月12日(水)~6月4日(金)です。
「緊急事態宣言」は5月31日(月)に解除される予定ですが、解除されても6月1日(火)から6月4日(金)までは引き続き遠隔授業を継続します。
「緊急事態宣言」が5月31日に解除された場合、6月7日(月)から11日(金)まで本学の「活動制限指針」をレベル1-3(対面授業30%未満)とし、6月14日(月)以降はレベル1-2(対面授業50%以下)とします。
「緊急事態宣言」の期間が更に延長された場合、遠隔授業を継続します。

なお、新型コロナウイルスの変異株による感染症は、その感染力においても、発症においても、従来のウイルスとは異なり、悪性化しています。しかも若い年齢層での感染が蔓延し、重症化や後遺症も指摘されています。

学生の皆さんは、これまで以上に感染防止に努めていただき、「伝染らない、伝染さない」を守って下さい。連日、テレビ等で報道されている悲惨な感染者例は、決して他人事ではありません。そうならないためには、飛沫感染や接触感染、さらには近距離での会話への対策を、これまで以上に日常生活に定着させ、持続させる「新しい生活様式」による生活が、今は何よりも重要です。

一日も早い感染症の収束を迎え、対面授業、学友との交流などによる活気あふれた大学生活を送るためにも、一人ひとりの節度ある行動が何よりの感染収束の力になります。ご理解とご協力をお願いします。

明治国際医療大学学長 矢野 忠