本学と国士舘大学(東京都世田谷区)は、平成30年7月27日に「大学間連携に関する包括協定」を締結しました。調印式は、国士舘大学の世田谷キャンパス1号館3階会議室で行われ、国士舘大学から佐藤圭一学長、入澤充副学長、飯田昭夫副学長、岸本健副学長、防災・救急救助総合研究所の島崎修次所長の5人、本学から矢野忠学長、谷口和彦理事長、樋口敏宏副学長、山岡一樹事務局長、伊藤肇敏総務部長の5人が列席しました。

調印式では、協定に至る経緯や内容を説明した後、佐藤学長と矢野学長がそれぞれ、協定書に署名しました。

協定書署名後のあいさつで、国士舘大学の佐藤学長は「両校のもつ教育資源や人的資源を最大限に生かしながら、救急救命の分野で我が国と世界をリードする大学を目指し、より強く手を携えていきたい」と述べ、一層の関係強化へ意欲を示しました。

続いて、本学の矢野学長は「貴校の協力により救急救命学科は開設2年目を迎えることができた。両校の強い信頼関係のもと協定書にある各項目を誠実に取り組み、実りある成果を導き出したい」と意気込みを述べました。

今回の包括協定は、相互の連携・協力により教育研究の発展と防災教育を通じた社会貢献活動などの推進を目的に、学術交流や教職員の研修、単位互換、防災教育の推進などに取り組むことで、教育研究活動の充実や学生教育の質的向上、教職員の資質向上を目指したものです。

国士舘大学は、政経学部、体育学部、理工学部、法学部、文学部、21世紀アジア学部、経営学部の7学部15学科と大学院に10の研究科を有しています。本学が2017年度に保健医療学部救急救命学科を設置するにあたり、国士舘大学に全面的に協力を頂いた経緯もあり、本協定書の締結によってこれまでの協力関係がより有機的な連携へと発展することとなりました。