明治国際医療大学 / 2015年大学案内
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僕が勤務する小児科は、当院の中でも患者さんやそのご家族と接する時間が多い部署。特に看護師は、幼い子どもたちの不安や想いを「同じ目線で受け止めることができる唯一の存在」だと真摯に感じています。勤務4年目の現在は、仕事の幅がさらに広がってきましたが、小さな体で病と闘っている子どもたち一人ひとりと常に親身になって接することを心がけています。看護学科1期生として学んだ本学では、知識だけでなく現場での「実践力」を育てていただきました。また、他学科の学生との交流を通して、他分野への理解が深まり、チームワークの大切さを体感。現在の総合病院での仕事に大変役立っています。小さな命の重さを実感しながら患者さんの気持ちに寄り添う看護を井上 雄大さん 看護師 京都府立医科大学附属病院 小児外科病棟(京都市) 勤務 2010(平成22)年卒業柔道整復師の資格は、接骨院や整形外科以外では本当に活かせないのか? 明治の学びに大きな可能性を感じていたからこその素朴な疑問、元々スポーツトレーナーに憧れていたこと。そうした想いから、大阪・新梅田シティで働く方の福利厚生施設である当スポーツクラブに就職しました。トレーニングやストレッチ指導のほか、併設する整骨院と連携し、患者さんのリハビリを担当。3年目の現在も充実した毎日を送っています。また、大学の仲間と定期的に集まり、互いの仕事の情報交換会を開催しています。「施術」を行わない僕にとっては、知識・技術の研鑽になり、同世代の活躍が大きな刺激にもなっています。ビジネスパーソンの健康維持を通して柔道整復師の可能性を広げたい丸山 哲ノ介さん 柔道整復師、アスレチックトレーナー、スポーツプログラマー 梅田スカイビル クラブバッカーノ(大阪市) 勤務  2012(平成24)年卒業幼い頃から喘息を患っていた私は、ステロイド治療の副作用で辛い思いをすることも多く、「喘息に効くツボってどこなのだろう?」と漠然と考えたのが、鍼灸師を志したきっかけです。卒業後は、2年間の研修制度を活用し附属病院へ。東西両医学が補完し合うことで、互いの利点を最大限に生かせることを実感しました。整形外科やエステサロン、鍼灸院などで経験を重ねた現在は、地元・京都のホテルスパに勤務しています。心身の内側からケアし、健康美を追求している当スパは、海外からのお客様が多いのも特徴。常に向上心を絶やさず、海を超えて多くの方に鍼灸の素晴らしさを広めていきたいと思います。向上心を絶やさず、より多くの人々に鍼灸の素晴らしさを広めていきたい足立 沙瑛子さん 鍼灸師 ハイアット リージェンシー 京都 RIRAKU スパ アンド フィットネス(京都市) 勤務 2004(平成16)年卒業(卒業後2年間の卒後研修生として在籍)現場で活躍する卒業生Meiji University of Integrative Medicine ■ 10

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