去る3月31日(木)、本学の国際交流推進委員会主催の国際シンポジウム―第23回国際学術交流講演会―が京都エミナース(京都市西京区)にて開催されました。
発表は4部構成で行われ、第1部はSports Lisboa e Benfica 診療部長、ポルトガルオリンピック委員会 チーフドクター、A.P.A.Eメディカルグループ(ポルトガル電気鍼協会)代表、及び明治国際医療大学 客員教授であるDr.João Pereira Almeida氏に「サッカー選手の英才教育について」「サッカー選手の栄養管理について」をテーマにご講演いただきました。

第2部はSports Lisboa e Benfica スポーツドクター及びポルトガルオリンピック委員会 メディカルドクター(ドーピング検査官)であるDr.Maria João Cascais氏に「オリンピック選手およびサッカー選手のドーピングについて ~注意しなければいけない薬品について~」「高周波鍼通電療法(PICA-PAU)の効果機序について」をテーマにご講演いただきました。

第3部はTSUCHIYAペインクリニック 院長、サンルイス病院 麻酔科主任、A.P.A.Eメディカルグループ(ポルトガル電気鍼協会)副代表、及び明治国際医療大学 客員教授である土屋光春氏に「鍼麻酔について ~サンルイス病院での鍼麻酔の実際~」「難治性疾患に対する鍼治療」をテーマにご講演いただきました。

第4部は本学教員の谷口剛志講師、神内伸晃講師、木村啓作助教が「ベンフィカプロジェクトについて~ベンフィカでの取り組み、症例報告等~」をテーマに講演されました。
また、演題発表の後にはご講演いただいたDr.João Pereira Almeida氏により、谷口和彦理事長、岩井直躬学長、中川雅夫名誉理事長、都築国際交流推進センター長、矢野特任教授、川喜田特任教授へ感謝状の贈呈が行われ、その後、谷口剛志講師、木村啓作助教、神内伸晃講師へポルトガル研修のディプロマの授与が行われました。
当日は学外から卒業生や関係者、学内から教職員・学生など120名の参加があり、来場者から質疑応答も行われるなどポルトガルでのサッカー事情について理解することができる良い機会となりました。

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