2022年4月16日(土)、コロナ禍、3月から開催が延期となっていた各クラブの主将・主務などの幹部部員を対象とした「課外活動クラブリーダーズ研修」を実施しました。
 クラブ活動の組織強化、競技レベルの向上はもちろん、医療人・社会人として求められるリーダー像を探り、改めて大学生活、クラブ活動をより有意義なものにしてもらうことを目的に行われた研修には、すでに春季リーグ戦が始まっている関係もあり、強化指定クラブの陸上競技部、女子サッカー部、女子剣道部、男子柔道部などから15人が参加。各種座学のほか、チームワークを高めるためのメンタルトレーニング、グループ討論などに取り組み、参加者は「リーダーシップとは? チームとしての目的・目標を達成するためにはどうすればいいのか、個人・チームのメンタルトレーニングの必要性・活用法などについて学び、議論を深めることができてよかった。チームに持ち帰って部員で共有し、今後の個々のパフォーマンスアップ、チーム運営に活かしていきたい」と決意を新たに2022年度の飛躍を誓いました。
 グループ討議(主将)で座長を務めた男子バレーボール部の西村亮紀主将(柔道整復学科3年)は、「主将、リーダーは、自身の行動で示す必要があること、チーム内の意見をまとめ、仲間と共に目標に向かってチーム一丸で取り組んでいくことの重要性を再確認しました」と感想を話しました。主務グループで参加した陸上競技部の堀本薫さん(柔道整復学科4年)は、「大会の申し込みなど主務の仕事はミスの許されないことが多い。何事も自分事として考え、責任感を持って取り組むことが大切だということを確認できた」と力強く話します。
 今年度でスポーツ振興に取り組み8年目を迎え、学生の約3割がスポーツに携わっている本学。昨シーズンは、女子サッカー部が日本インカレで初めてベスト8進出を果たしたほか、女子柔道部も7人制団体戦で全国3位と健闘。さらに個人種目でも先日、陸上競技部のシェイラ・チェロティチ選手(鍼灸学科2年)が個人としては本学初となる全国優勝に輝くなど活躍の場を広げています。こうした研修、交流の場がさらなる飛躍のきっかけになることを願っています。

研修の様子