カリキュラム紹介
医療施設、福祉・介護、スポーツ界で活躍する「手技」のスペシャリストを育成
学びのステップ
1年生
治療家になる楽しさと医療の基礎を学ぶ
1年生にはカラダの仕組みを知るための基礎医学や、大学生として必要な一般教養を学びます。また、治療家になるための基本技術である包帯や触診法などを学びます。
2年生
いろいろな治療法を学び技術と知識の習得へ
2年生は病気に関する知識を多く学び、特に骨折や脱臼、捻挫などの知識やケガに対する応急処置、固定法などを学びます。多くの実習では小グループで行い複数の教員が教えます。
3年生
いざ実践現場&自分の学びを深める
いよいよ3年生から病院やスポーツ現場での実習が始まります。スポーツ実習ではサッカーリーグやマラソン大会、スキー場など様々な場所での応急処置やケア活動を行います。後期には自分の興味を追及するための卒業研究が始まります。
4年生
“柔道整復師” +“なりたい自分”を目指す
自分のなりたい治療家を目指すためいくつかの興味のある科目、分野を選択し、実技、講義、卒業研究などを通して学ぶことが出来ます。本学では、小グループによる国家試験へ向けてのサポートを実践し、国家試験だけでなく卒業までに勉強や実習などで困っても相談できる環境が整っています。
国家試験 合格!
Pick up Curriculum
体表解剖学
柔道整復師は患者さんの状態を見て、聞いて、触って把握します。その中でも、手や指を使って患者さんの身体に触り、身体の情報を把握する“触診”は特に重要な項目です。
この科目では、体表から骨や筋肉、靭帯などを触ることで、基礎的な触診方法を学ぶとともに手指の感覚を養っていきます。
臨床整復学実習
骨折や脱臼、捻挫などのケガの整復(元の位置に戻す)や、包帯やテーピング、金属副子などを使って固定する方法を身につけます。柔道整復師にとってケガを治す技術は、仕事の核となります。
本学科では2年次の前期から順次、全身のケガの治し方を実践的に学び、繰り返し練習することで技術を磨きます。
運動器画像観察演習
接骨院などの実際の現場では、エックス線画像、CT画像、MRI画像、超音波画像など、さまざまな画像を見る機会があります。
この授業ではケガをしていない状態の画像から観察法の基本を学び、次に頻繁にみられるケガの画像観察法を修得します。これらの知識は患者さんの状態を把握する1つの手段になります。