特長
医療施設、福祉・介護、スポーツ界で活躍する「手技」のスペシャリストを育成
特長01
SNSを活用する学修ツールや
時代のニーズに対応した教育
教科書を暗記するだけでなく、医療人に必要な“聞く・調べる・考える”を大切に、自ら考える学びを展開。
教員や学生が直接、質問や回答を投稿することができる学内SNSを活用した学修ツールを取り入れ、学生が効果的に学び、学修に励みやすい環境を整備しています。
特長02
幅広い分野で活躍する次世代の柔道整復師を育成
経験豊富な教員による少人数教育のもと、スポーツ現場をはじめ、高齢者関連施設や教育施設などで役立つ、専門的な知識や技術を学ぶことができます。
骨折や脱臼などの運動器外傷の施術のほか、さまざまなフィールドで活躍できる柔道整復師の育成にも力を入れています。
充実の教育施設
超音波診断などの最新機器を備えた「モデル治療室」、そこでの治療の様子を3方向からのカメラ映像で確認できる「マルチメディア実習室」、より正確な身体の動きを分析する「三次元動作解析システム(モーションキャプチャーなど)」を完備しています。
附属病院実習
附属病院の整形外科や検査室を廻り、医師による診察・診断・治療の過程や、X線やMRIなどの画像診断手法やカルテの読み方を学びます。また、看護師、検査技師らも含めた「チーム医療」に携わり、「柔道整復師としての自己の役割」について理解を深めます。
学外臨床実習
教員や医師の指導のもと地域の接骨院や整形外科で患者さんへの対応や療法を学びます。手技による「整復」、包帯・ギプスなどによる「固定」のほか、「後療法」として、3つの療法(運動療法・手技療法・物理療法)を通して、早期の機能回復に取り組みます。
特長03
スポーツ医療に特化した
学びでアスリートを
支える医療人に
スポーツ人口の増加に伴い、スポーツ外傷も日常的なものになりつつあります。
そこで本学科では、スポーツ医療に特化したカリキュラムをいち早く導入。
外傷ケアのスペシャリストである柔道整復師に必要な身体の構造や運動のメカニズムなどの知識、原因を突きとめ、回復を促す技術などを実践的に学びます。
取得可能な資格
- 柔道整復師
- 中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)※
- 健康運動実践指導者
- スポーツプログラマー
- ジュニアスポーツ指導員
- アスレチックトレーナー(JATAC認定資格)
- ※星槎大学科目等履修生制度を利用
卒業後の進路
健康・スポーツ
- スポーツトレーナー
- スポーツ関連施設
- 中学校・高等学校の保健体育教員
- 大学院進学
クリニカルプラクティス[実践]
- 開業
- 勤務柔道整復師(施術所・病院・医院)
- 高齢者関連施設
- 大学院進学
鍼灸学部への編入(ダブルライセンスの取得)
- はり師・きゅう師の免許取得を考えている学生には、鍼灸学科への編入や、姉妹校である明治東洋医学院専門学校への学内入試を行っています。※
- ※本学鍼灸学科への学内編入や姉妹校への進学では、入学金の免除および授業料の半額を減免します。
Column柔道整復師の今
「柔道整復」の歴史とは?
カリキュラムに『柔道』がある理由
「柔道整復」とは、日本古来の手技を使った民間療法です。その元は、原始時代の狩猟や部族間の争いにおける負傷者への「手当」にあると言われています。また、戦国時代には『柔術』という武技が発展。柔術には、相手を負傷させる術である「殺法(さっぽう)」と、負傷した人を手当てする「活法(かっぽう)」があり、やがて、殺法がスポーツの『柔道』へ、活法が『柔道整復』へと進化しました。こうした背景から、本学科では1〜2年次に柔道の授業を設けています。技の反復練習を通して「心・技・身体(精神力・技術・体力)」を身につけることで、負傷者の処置の際にも、冷静かつ安全に対処できる洞察力や判断力を養っていきます。