2023年4月17、18日(月・火)の2日間、強化指定クラブに所属する新入生を対象とした2023フィジカルチェックを実施しました。
学生の競技力および自己管理能力の向上、医療人として検査やデータの活用法を身に付けることなどを目的にメディカルアスレチックトレーナー育成プログラム(MAT)生が中心となり、選手の運動能力やコンディショニングの指針となる柔軟性やバランス感覚など8項目を検査。検査結果はアスリートサポートセンターなどで管理され、今後の活動および研究などに役立てられます。
検査を受けた新入生からは、「以前に捻挫した箇所が、思っている以上に可動域が狭くなっていることが分かった」「バランスの悪さがケガにつながっていることに気付けた」「自分の身体のことは理解しているつもりでしたが、検査をしていただくことで様々な角度から再確認することができました」「自身の活動はもちろん、医療人になった時にもこういう経験が役立つと感じました」などの感想が聞かれました。
【チェック項目】
1 筋力測定(腹筋・背筋)
2 下肢周径測定(大腿周径・下腿周径)
3 閉眼バランス検査
4 柔軟性検査(ハムストリングス・大腿四頭筋)
5 関節弛緩性検査
6 下肢アライメント検査
7 関節可動域測定(肩関節)
8 Knee bent standing balanceテスト(KBSB-test)
★フィジカルチェックをサポートしたMAT生(1年生)の感想
鈴木天空さん(鍼灸学科1年・大分高校出身)
「スポーツトレーナー志望でMATに入りました。選手への声掛けなど先輩方の対応を見て、とてもいい勉強になりました。今回検査した結果などを適切に選手に還元できるよう学びを深めていきたいです」
内貴夏凛さん(鍼灸学科1年・南丹高校出身)
「こうした検査をするのは初めてだったのでいろいろ勉強になりました。柔軟性や可動域など選手ひとりひとり違っており、今後トレーナー活動を行っていく上でも役立つ経験になりました」