団体戦の関西インカレにあたる第31回関西学生女子柔道優勝大会が2022年5月28日(日)、ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園)で行われ、前回1部(5人制団体)で準優勝の本学女子柔道部が出場。決勝で昨年1ー2で敗れているライバルの龍谷大学を1ー1の代表戦末に退け2年ぶり2度目の優勝を果たしました。1回戦で大阪体育大学を5ー0で圧倒し準決勝に進出。準決勝では昨年の全国でもベスト16に進んでいる力のある近畿大学と対戦。先鋒から一進一退の激闘が続き大将戦まで0ー0で決着がつかず、抽選で大将による時間無制限のゴールデンスコア方式による延長戦に突入。4分間の試合を終えた直後の持久戦となった延長戦を担った川口鈴王選手(柔道整復学科2年)が相手の一瞬のスキを突き技ありを奪い決勝に進出します。昨年の全国では準優勝に輝いている龍谷大学との決勝も序盤から手に汗握る展開となります。次鋒まで引き分けた後の中堅戦で髙木水月選手(救急救命学科2年)が技ありを奪いリードを奪うも、続く副将戦で山本楓花選手(柔道整復学科4年)が破れ1ー1に。その後も引き分けが続き準決勝同様、同スコアで決着が付かず再び延長戦に突入します。次鋒同士の延長線では、山本空選手(鍼灸学科2年)が気迫あふれる攻めで相手の反則を誘い、相手の反則負けで2度目の栄冠を手にしました。この結果、6月24、25日(土日)に東京の日本武道館で開催される2023年度全日本学生柔道優勝大会(女子第32回)に関西優勝校として出場が決定。初優勝を賭け全国の強豪に挑みます。引き続き応援よろしくお願いします。
※5人制の配列は、先鋒・次鋒は57kg以下の者、中堅・副将は70kg以下の者、大将は無差別とする。強豪が揃う関西は上位7校が全国大会に出場。
【結果】
1回戦 VS大阪体育大学 ○
5ー0
先鋒 ○山本空(鍼灸学科2年)
次鋒 ○野﨑偉万里(救急救命学科4年)
中堅 ○髙木水月(救急救命学科2年)
副将 ○松浦ゆうき(看護学科3年)
大将 ○井上香音(柔道整復学科2年)
準決勝 VS近畿大学 ○
0ー0 代表戦○
先鋒 △山本空
次鋒 △野﨑
中堅 △髙木
副将 △山本楓花(柔道整復学科4年)
大将 △川口鈴王(柔道整復学科2年)
代表戦 ○川口
決勝 VS龍谷大学 ○
1ー1 代表戦○
先鋒 △野﨑
次鋒 △山本空
中堅 ○髙木
副将 ●山本楓
大将 △川口
代表戦 ○山本空
2年ぶり2回目の優勝