2024年3月21日(木)、各クラブの主将・主務などの幹部部員を対象とした「課外活動クラブリーダース研修」を実施しました。クラブ活動の組織強化、競技レベルの向上はもちろん、医療人・社会人として求められるリーダー像を探り、改めて大学生活、クラブ活動をより有意義なものにしてもらうことを目的に毎年行われているもので、研修には、強化指定クラブおよびMAT、ライフセービング部、パラメディックレスキュー部から約30人が参加。各種座学のほか、チームワークを高めるためのメンタルトレーニング、グループ討論などに取り組みました。また、今年度からスポーツ現場では必要不可欠となるEAP(エマージェンシー・アクション・プランの略:緊急時対応計画)の研修も実施。スポーツ現場でスポーツ事故が発生した際に、適切かつ迅速な対応をするためのノウハウを確認しました。
参加者は「スポーツ、大学生活を通じコミュニケーションを深め、自立した学生として成長し、シンボルアスリートとして自身、チームの目的・目標を達成できるよう取り組んでいきたい」と決意も新たに2024年度の飛躍を誓いました。
グループ討議(主将)では、「コミュニケーションを深めることはもちろん、視野を広げ主将としてチームの手本となる存在となり、チームで定めた目標を達成できるよう尽力していく」ことを確認。主務グループ参加者は、「大会の申し込みなど主務の仕事はミスの許されないことが多い。自己犠牲の精神で、目配り、気配り、心配りを心掛け責任感を持って取り組むことが大切」と心をひとつにまい進することを確認し合いました。
今年度でスポーツ振興に取り組み10年目の節目の年を迎えます。学生の3割以上がスポーツに携わっている本学。昨シーズンは、硬式野球部が創部2年目で京滋野球連盟の1部に昇格したのをはじめ女子サッカー部が関西リーグ戦を春秋連覇、女子柔道部も世界を舞台に活躍するなど躍進を遂げています。今後もこうした研修などを通じ強化、育成、人間教育に尽力していく予定です。
<研修の様子>