3月16~21日にかけて、オーストラリア・ヴィクトリア州メルボルンで救急救命学科3年生7名が、コロナ禍が明けて初めて現地での研修を行いました。
メルボルンにあるモナッシュ大学救急救命学科の授業に参加し、シミュレーション施設で講師が患者役となって展開されるシミュレーション訓練の見学や、心肺停止症例の救急隊活動を共に行いました。
シミュレーション訓練では、“人の立ち居振る舞いが及ぼす感情”について学ぶという、日本の救急救命士教育では行われていない視点での指導が行われており、学生達には新たな気付きが多くありました。

また、現地の通信指令室にも訪問し、現地の救急隊の活動に触れ、日本よりも高度な医療処置対応を行う救急隊に大きな感銘を受けました。
オーストラリアの救急救命士制度は日本の制度と大きく異なり、救急救命士養成課程で学ぶ処置の数もオーストラリアの方が圧倒的に多く、実習に参加した学生は日本との資格制度の違いに驚いていた様子でした。それと同時に、国や言語は異なっていても、救急医療を必要としている人に対する接し方や心構えは共通であることも実感していました。

今後も、救急救命学科ではメルボルンでの研修を行います。この実習が学生達の将来の糧になることを願います。