2024年4月22、23日(月・火)の2日間、強化指定クラブに所属する新入生を対象とした2024フィジカルチェックを実施しました。
 学生の競技力および自己管理能力の向上、医療人として検査やデータの活用法を身に付けることなどを目的にメディカルアスレチックトレーナー育成プログラム生(MAT)が中心となり、選手の運動能力やコンディショニングの指針となる柔軟性やバランス感覚など8項目を検査。検査結果はアスリートサポートセンターなどで管理され、今後の活動および研究などに役立てられます。
 検査を受けた新入生からは、「左右のバランスの悪さを確認することができました」「柔軟性がなく可動域が小さいので、これからしっかりストレッチなどで対応していく必要があると感じました」「肩甲骨周りが硬いので気を付けようと思いました」「先輩方が丁寧に解説してくださり、自分の身体のことが少しわかった」などの感想が聞かれました。

【チェック項目】
1 筋力測定(腹筋・背筋)
2 下肢周径測定(大腿周径・下腿周径)
3 閉眼バランス検査
4 柔軟性検査(ハムストリングス・大腿四頭筋)
5 関節弛緩性検査
6 下肢アライメント検査
7 関節可動域測定(肩関節)
8 Knee bent standing balanceテスト(KBSB-test)

★フィジカルチェックをサポートしたMAT生(1年生)の感想
山田皓太さん(柔道整復学科1年福井工業大学附属福井)「下肢アライメント検査でO脚になっている選手を確認することができたり、競技種目ごとに筋肉の付き方に特徴があることなどいろいろ発見がありました。これまでは検査される側だったので、最初は戸惑いや緊張もありましたが、先輩方が丁寧に指導してくださったお陰でやり切ることができました。改めて正確に検査することの難しさや大切さを確認することができました」

川﨑朱莉さん(鍼灸学科1年大阪体育大学浪商)「これまでは自分が検査をしてもらう立場でしたが、する側に立場が変わり戸惑うこともたくさんありました。相手にやってもらうことを正確に伝えることの難しさを感じ、よりコミュニケーション力の大切さを実感するいい機会になりました。先輩方は声掛けなども的確で、私も早くそうなれるよう頑張りたいと思いました」