5月15日(木)、今秋の11月15日(土)から26日(水)まで、東京の駒沢オリンピック公園陸上競技場などで開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会・陸上競技」の日本代表選手の内定発表が行われ、サブメンバーを含め、男子36人、女子21人の選手が内定。本学陸上競技部の末吉凪選手(鍼灸学科3年)が女子棒高跳の代表に選出されました。末吉選手は昨年12月に行われた第21回日本デフ陸上競技選手権大会で3m60の日本デフ記録で優勝を飾るなど、本番でもメダル獲得が期待されています。デフリンピックは聴覚障害者のための世界規模の総合スポーツ競技大会。五輪同様4年に1回開催されるもので、第1回大会はパリで1924年に実施され今回の東京大会が25回目となります。応援よろしくお願いします。

末吉選手の話
「内定が決まりとてもうれしく、皆様の温かい声援があったから、ここまでこれたと思っています。しかし、女子棒高跳を開催するにあたっては5カ国のエントリーが必要ですが、まだ集まっていないため、安心はできません。開催されるかどうか不安や心配はありますが、気持ちを折らず日々練習を行なっていきます。また、初の自国開催なので、デフリンピックを知っている人、知らない人、皆が楽しめるように、棒高跳で記録を残し、大会を盛り上げたいと思っています。引き続き温かい声援をよろしくお願いします」

末吉選手(京都インカレ)

(関西インカレ:月刊陸上競技)