9 月16~22日にかけて、オーストラリア・ヴィクトリア州メルボルンで救急救命学科3年生12名が現地での研修を行いました。
学生達は16日に関西国際空港を出発し、17 日のお昼に現地空港に到着。オーストラリアで最も人口や日本人留学生が多いメルボルンの町並みを視察し、クイーンズマーケットを楽しみました。
18 日はヴィクトリア州の救急車を管轄するAmbulance Victoriaの航空基地を見学し、フライトパラメディックについての説明を受けました。19日にはメルボルンにあるモナッシュ大学の救急救命学科の授業に参加し、喘息発作症例の救急隊活動を共に行いました。学生達はスマホを片手に身振り手振りも用いながら一生懸命英語を活用して現地の大学生との交流を深めました。 20 日には同じくモナッシュ大学のシミュレーション施設を見学させていただき、より実践的なシミュレーション訓練を見学しました。これらの授業を通じて、オーストラリアの救急救命士のレベルの高さや、日本でこれから行われるであろう医療行為の実情について学ぶ事ができました。21日は夜の帰国便までメルボルン市内の救急事情について班毎に視察を行い、22日のお昼過ぎに帰国しました。
学生達は実習を通じて言語を学ぶことで可能性が大きく広がることを痛感し、また一方で救急救命士の勉強についても大きなモチベーションを得ていたようです。 引き続き、救急救命学科ではメルボルンでの研修を行います。この実習を通して学生達が感じたものが将来の糧になることを願います。