2019年7月15日(月・祝)、2019年スポーツ振興プロジェクト企画『陸上競技「投てきクリニック」』を、本学陸上競技場および投てき場で開催しました。
クリニックには、先日の日本選手権の男子円盤投で2位と活躍した幸長慎一選手(4年生)をはじめ、インターハイやインカレなど全国大会で活躍する生光学園高校、四国大学(いずれも徳島)の投てき部員をゲストに迎え、本学投てき部員、近畿一円から高校生、指導者ら約60人が参加。砲丸投、円盤投、ハンマー投、やり投の4つのパートに分かれ汗を流しました。
砲丸投パートで参加した中堂妃菜さん(京都西山高校2年)は、「いつもは少人数ですが、全国大会に出場するような選手と一緒に練習でき学ぶ点がたくさんありました。普段から先生に言われていることはもちろん、それ以外にもいろいろ指摘していただき、とてもためになりました。早く学校に帰って実践したい」と笑顔で感想を話します。
ホスト役としてクリニックを盛り上げた本学陸上競技部の小松将弘副主将(鍼灸学科3年)は、「生光学園高校は私の母校でもあり、ほとんど学外で合同練習などもすることがないチームで、最初はとても緊張しました。恩師からもいい経験になったと言われ、参加者の充実した表情を見て、今はホッとしています。高校生も大学生もそれぞれいい刺激をもらったと思います。それを今後の競技に生かしてほしい」と振り返ります。
ハンマー投の指導にあたった本学の池本敬博投てき監督は、「大学・関係者のご協力もあり、画期的なクリニックを開催することができました。今後も、本学が関西、そして全国の投てきのメッカになれるようレベルアップに努めていきたい」と話します。
今回は円盤投の指導を担当し、これまでも数多くの全国優勝者を育てている生光学園高校陸上競技部監督で四国大学コーチの林英司先生は、「理論、実践、実際とあるが、いくら頭で(理論を)理解し練習(実践)で投げられても試合(実際)で結果を残せなければどうしようもない。基本を大切に、明確な目的・目標を掲げ、普段から試合をイメージして、緊張感・集中力を持って練習に励んでほしい」と参加者に力強いメッセージを送りました。