2021年7月1日(木)、強化指定クラブ向けに熱中症対策セミナーを開催しました。今回のセミナーは、熱中症対策アドバイザー養成講座を受講し熱中症対策アドバイザーとして認定を受けたMAT生が講師を務め実施。本格的な夏を前に、その第一弾として春季リーグで奮闘中の女子サッカー部員が受講しました。
セミナーでは、サッカーにおける熱中症の症例の紹介、熱中症予防や夏場の試合や練習でのパフォーマンスアップにつながる正しい水分補給、アイシング方法などの説明がありました。講師を務めたMAT生の新井陽豊さん(鍼灸学科4年)は、「セミナーの準備などを通じて私自身も改めて熱中症や暑熱順化、水分補給について理解を深めることができました。女子サッカー部の皆さんが熱中症になるリスクを少しでも減らすことができ、練習や試合でのパフォーマンスアップにつながってくれればと思います」と感想を話します。受講した女子サッカー部員からも、「アイシングや水分補給の仕方(水とスポーツ飲料との違い)でパフォーマンががらりと変わってくることが分かりました」「試合でパフォーマンスを発揮することと熱中症対策がつながっていることが分かって良かったです」「安易に考えず日頃から対策をしていきたいと思います」などの声が聞かれました。今後も順次、他の強化指定クラブ向けに実施していくほか、地域の小・中学校および高齢者向けにもセミナーなどを計画しています。
セミナーの様子