2022年4月18、19日(月・火)の2日間、強化指定クラブに所属する新入生を対象とした2022フィジカルチェックを実施しました。学生の競技力および自己管理能力の向上、医療人として検査やデータの活用法を身に付けることなどを目的にメディカルアスレチックトレーナー育成プログラム(MAT)生が中心となり、選手の運動能力やコンディショニングの指針となる柔軟性やバランス感覚など8項目を検査。参加した新入生からは、「手足の長さが違うことが分かった」「バランスの悪さがケガにつながっていることに気付けた」「思っていた以上に体幹が弱いことが分かったので、しっかり鍛えたい」「関節など身体が硬いことが分かった。対処法などを教わり、ケガにつながらないようにしたい」などの感想が聞かれました。今回測定したデータは、アスリートサポートセンターで管理され、選手のサポートなどに役立てられます。

★フィジカルチェックをサポートしたMAT生(1年生)の感想
山木戸航さん(鍼灸学科1年)「初めて検査に参加し、自分が選手だった時とは違い自分のミスが人に迷惑をかけてしまうという責任感から緊張もありました。そうしたなか先輩方は迷いなく丁寧かつスムーズに対応されていて、早く自分もこんな風にできるようになりたいと、刺激を受けました」
鍛川拓希さん(柔道整復学科1年)「MATでの初めての活動で、高校まで何気なく行っていた測定も様々な点に注意して行わなければならないことを知りました。今回の経験を今後の活動に活かして何事も丁寧に対応していきたいと思いました」
岩根颯希さん(鍼灸学科1年)「MATで活動するのはこれが初めてだったので初日はわからないことが多く、先輩の姿をみて行動するので精一杯でした。それでも2日目からは先輩方に教えていただいたことを実践して、しっかり対応することができました。今回の活動で測定、データの大切さを実感しました」

【チェック項目】
1 筋力測定(腹筋・背筋)
2 下肢周径測定(大腿周径・下腿周径)
3 閉眼バランス検査
4 柔軟性検査(ハムストリングス・大腿四頭筋)
5 関節弛緩性検査
6 下肢アライメント検査
7 関節可動域測定(肩関節)
8 Knee bent standing balanceテスト(KBSB-test)