2022年5月25日(水)から28日(土)までの4日間、第99回関西学生陸上競技対校選手権大会(関西インカレ)がたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)で行われ、シェイラ・チェロティチ選手(鍼灸学科2年・益田東)が昨年に引き続き1500m・5000mの2種目を制し女子最優秀選手に選ばれるなど活躍しました。
大会初日に行われた1500mでは、スタート直後から先頭に立ち独走。そのまま最後まで押し切り、自己ベストを大きく更新する4分14秒77で連覇を達成。佐藤由美選手(京都産業大学)が1995年にマークした関西学生記録(4分15秒25)を27年ぶりに塗り替える学生歴代5位の好記録でまずは1冠。8位にも予選で日本インカレの参加標準を突破する4分30秒45の自己新を叩き出し決勝に進んでいた古西亜海選手(鍼灸学科1年・豊岡総合)が入るなど健闘しました。シェイラ選手は、続く5000mでも独走のなか、先日マークした自己記録に迫る15分32秒95で圧勝を飾り2冠を獲得。「1500m、5000m共に目標に近いタイムで走れました。今後もしっかり練習に励み日本学生記録(4分12秒72、15分13秒09)を更新できるよう頑張りたい」と力強く抱負を話します。
男子は、2部100mで古閑裕太選手(柔道整復学科4年・向陽)が2位タイと力走したほか、7種目で入賞。コロナの影響で投てき陣が不参加だったため悲願の1部昇格はなりませんでしたが総合8位と気を吐きました。応援ありがとうございました。
<結果>
【男子2部】
100m ②10秒72(-1.9) 古閑<予選10秒58(+0.8)※>
5000m ⑤15分04秒84 辰巳晃誠(救急救命学科1年・奈良育英)
110mH ⑤14秒64(+0.3) 堀本薫(柔道整復学科4年・大阪)
3000mSC ⑤9分32秒76※ 前島諒人(救急救命学科4年・鹿児島城西)
4×100mR⑤41秒04※<柴坂・古閑・木田慧司(柔道整復学科2年・西京)・飯野友哉(救急救命学科1年・比叡山)>
棒高跳 ④4m60 柴坂磨拓(柔道整復学科3年・観音寺総合)
走幅跳 ④7m12(+0.8) 山下真翔(柔道整復学科3年・草津東)
総合⑧32.5点 トラック⑧22.5点 フィールド⑧10点
【女子】
1500m ①4分14秒77※(関西学生新・大会新) シェイラ
⑧4分34秒19 古西
5000m ①15分32分95 シェイラ
総合⑪27点 トラック④27点
※は明治国際大学記録
シェイラ選手
古西選手
古閑選手
前島選手
堀本選手
<写真提供:月刊陸上競技>