去る4月13日(金)、本学国際交流推進センター主催の国際シンポジウム―第24回国際学術交流講演会―が本学講堂で開催されました。
発表は2部構成で行われ、第1部(座長;樋口敏宏副学長)では、Sports Lisboa e Benfica 診療部長、ポルトガルオリンピック委員会 チーフドクター、A.P.A.Eメディカルグループ(ポルトガル電気鍼協会)代表、及び明治国際医療大学 客員教授であるDr.João Pereira Almeida氏に「How to develop talents どのようにして選手を育成するのか?SLベンフィカの取り組み」をテーマに、続いてSports Lisboa e Benfica スポーツドクター及びポルトガルオリンピック委員会 メディカルドクター(ドーピング検査官)であるDr.Maria João Cascais氏に「Doping of Sports 禁止リストと治療薬」をテーマにご講演いただきました。
第2部(座長;角谷英治鍼灸学部長)では、本学医学教育研究センターの川喜田健司特任教授により「遅発性筋痛について分かってきたこと」をテーマに、続いて本学矢野忠学長により「触れることの効果と意義について」をテーマに講演が行われました。
当日は医療に関する国際的事情や本学の設置する学科間の横断的な内容をテーマとしたことから、本学の全学科の学生並びに教職員や学外の関係者等で講堂がほぼ満席となり、多くのご参加を頂きました。
各講演終了時には質疑応答も活発に行われるなどポルトガルにおける「サッカーを中心としたスポーツ事情」や「ドーピングの現況」、そして「痛み・遅発性筋痛」や「触れる・タッチング」に関する内容について理解することができる良い機会となりました。