2019年6月22日、日本武道館(東京)で開催された全日本学生柔道優勝大会(男子68回・女子28回)の女子3人制で、本学女子柔道部が悲願の初優勝に輝きました。
無差別の3人制で争う大会には、全国の予選を勝ち抜いた32チームが出場。1回戦で防衛大学(関東)を3-0、2回戦では立教大学(東京)を1-0で下しベスト8へ進出。準々決勝戦では皇學館大学(東海)に2―0で勝利。続く創価大学(東京)との準決勝戦は、先鋒の足達実佳選手(柔道整復学科1年生)が優勢勝ち、中堅の西村美穂選手(柔道整復学科1年生)が一本勝ちし、大将戦は林美七海選手(鍼灸学科2年生)が引き分けて2-0で勝利し、前回大会に続き決勝戦へと駒を進めました。
準決勝戦で連覇を目指した早稲田大学を代表戦の末に破った東京女子体育大学(東京)との頂点を目指した一戦は、先鋒の西村選手が引き分け、続く中堅の足達選手が一本勝ちしリードを奪うと、大将戦で林選手が勝利し2-0で初の栄冠を手にしました。
また、ルーキーながら活躍した足達選手が優秀選手および女子3人制一本大賞に選出されました。
小川監督のコメント
「チーム一丸となって昨年の悔しさへのリベンジに向けて、高い意識を持って取り組んできた成果だと思います。ここぞという時にチーム全体で戦う雰囲気を作ることができた、まさにチームワークの勝利。チーム発足以来の目標ではありましたが、まさかこんなに早く達成できるとは思っていませんでした。選手たちが本当にがんばってくれました。これも周囲の支え、応援のお陰だと感謝しています」
刈谷主将のコメント
「昨年の悔しさをバネに、みんなで厳しい練習に取り組んできました。今は本当にうれしさでいっぱいです。普段から、どんな時でもチームとして目標を達成するために、一人ひとりが『何ができるか。どう力になれるか』を意識して取り組んできました。だからこそ、試合でケガがあったりしても、雰囲気が下がるのではなく、その分をみんなで補ってよりいい結果を目指そうという、よりいい雰囲気をみんなで作りだせる強さが今年のチームの強さを支えているのだと思います。ここまで支えてくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。応援ありがとうございました」
【結果】
1回戦:防衛大学0-3
2回戦:立教大学0-1
準々決勝戦:皇學館大学0-2
準決勝戦:創価大学0-2
決勝戦:東京女子体育大学0-2
(明治国際医療大学 初優勝)
【出場選手・スタッフ】(敬称略)
三苫桃子(鍼灸学科3年)
林美七海(鍼灸学科2年)
上田莉圭(鍼灸学科2年)
丸山佳代(柔道整復学科2年)
西村美穂(柔道整復学科1年)
足達実佳(柔道整復学科1年)
監督 小川豊清
部長 吉田勲生
主将 刈谷美咲(看護学科3年)
主務 中山さつき(看護学科2年)
※写真は順に西村選手、足達選手、林選手、メンバー