大学院 鍼灸学研究科 3つのポリシー
ディプロマポリシー(学位授与方針)
明治国際医療大学大学院鍼灸学研究科では、研究者としての人間性と教養を身につけ、科学的な視点に立って鍼灸医学の発展に寄与することができる研究能力を修得するとともに、東洋医学と西洋医学を統合した鍼灸診療を実践できる高度な専門的臨床能力を兼ね備えた指導的な立場に立つ医療人を養成する。
1. 表現・態度・人間性
- 研究者としての教養・態度・倫理観を身につけ、人々の信頼が得られる。
- 患者の苦痛に共感、理解し、手を差しのべようとする心豊かな人間性の形成に努めることができ、患者ならびに医療従事者の信頼が得られる。
2. 知識・理解・判断・技能
- 鍼灸医学研究における科学的手法の必要性を理解し、国内外の鍼灸医学研究に関する十分な知識を有する。
- 先端的研究を推進することができる高度な知識と研究能力を修得し、研究成果を的確に判断することができる。
- 鍼灸医学教育のために必要な人格、知識および技能を修得している。
- 西洋医学と東洋医学を統合した鍼灸診療を実践するために必要な高度な臨床能力を修得している。
- 医療従事者それぞれの特性と役割を理解し、指導的な立場に立って医療従事者と協働できる能力を身につけている。
- 国際的な視野をもって医療・教育・研究活動を行うことができる。
3. 思考・意欲・関心
- 鍼灸医学研究の発展のために、国内外の最新の医学研究に関心を持ち、必要な情報を収集できる。
- 患者にとって有益な情報とエビデンスに基づいた診療を提供するために、国内外の最新の情報を積極的に収集し応用できる。
カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施方針)
修士課程では、鍼灸医学分野における研究能力と高度な専門的鍼灸診療を実践するために必要な能力の修得を目的とする。博士後期課程では、鍼灸医学分野の研究者として自立して研究活動を行うことができるとともにその基礎となる豊かな学識と学際的な視野を身につけることを目的にしている。
これらの目的を達成するために、(1)研究者としての倫理観と教養、 (2)鍼灸医学研究に関する十分な知識と技能、(3)患者の苦痛に共感し、医療の現場で協働できる知識と高度な専門的診療技術を養い、鍼灸医学の発展と国際社会に貢献できる人材養成を目標とした教育課程を編成している。
1.表現・態度・人間性
- 研究、医療関連の講義をとおして、研究者としての教養・態度・倫理観を養う。
- 医療関連の講義・鍼灸センターならびに附属病院での診療を通じて、高度な医療人として思いやりの心と真摯な態度で治療に取り組む心構えや姿勢を養う。
2.知識・理解・判断・技能
- 修士課程では、研究計画や統計手法等に関する講義をとおして基礎的な研究能力を身につけた上で、専攻分野における講義、特別演習、特別研究をとおして、鍼灸医学分野における研究能力の向上を図る。
- 博士後期課程では、専攻分野において独力で研究できる能力を培う。
- 特別演習における発表やティーチングアシスタント制度をとおして、調査・研究内容を第三者に伝える技能を身につけ、鍼灸医学教育者に必要な能力を養う。
- 鍼灸臨床においては、高度な専門性の修得を図るために、関連施設において徹底した実地臨床を行うとともに、それらに関係する重要な項目について調査・発表・討論の形式をとおして知識と臨床との一体化を図る。
- 海外の論文の講読や国際学会への参加・発表等をとおして、医療・教育・研究活動における国際的な視野を養う。
3.思考・意欲・関心
- 鍼灸医学研究の拡大と進歩のために、国内外の最新の医学情報に関心を持ち、必要な情報を収集できる知識と技術を学ぶ。
- 患者にとって有益な情報とエビデンスに基づいた診療を提供するために、国内外の最新の医学情報に関心を持ち、必要な情報を収集できる知識と技術を学ぶ。
- 研究者、医療人として自ら考え対応していくための問題解決力を養うとともに、生涯学習を実践するための方法を学ぶ。
アドミッションポリシー(入学者受入方針)
鍼灸学専攻(修士課程・博士後期課程)
鍼灸医学の学術に高い関心を持つ人を求めています。さらに、以下の(1)~(4)を求めます。
(1)高い倫理観と人を思いやる心を持ち、人との融和を大切にする人
(2)科学的に究明しようとする研究心旺盛な人
(3)研究や臨床に粘り強く課題に取り組むことができる人
(4)鍼灸臨床において、より高度な専門性の修得を志向する人
鍼灸学専攻(修士課程・通信教育課程)
鍼灸医学の学術に高い関心を持つ人を求めています。さらに、以下の(1)~(3)を求めます。
(1)高い倫理観と人を思いやる心を持ち、人との融和を大切にする人
(2)科学的に究明しようとする研究心旺盛な人
(3)研究や臨床に粘り強く課題に取り組むことができる人