在学生紹介
救助技術とともに
要救助者の視点も学ぶ
- 小西 翔真
- 保健医療学部 救急救命学科 3年生
授業・実習について
印象に残っている実習を教えてください。
1年次の「ライフセービング実習」で、現役のライフセーバーから海での救助方法などを学びました。足がギリギリつく深さで練習するため、緊張感がある中、うねりがある海を器具持参で泳いだり、要救助者に器具を付けてボードに乗せたりする難しさは想像以上でした。救助される側も体感し、安心させるためには救助者がつらそうな表情を見せないことも重要だと理解しました。
明治国際医療大学ならではの授業を教えてください。
学内にある救助訓練施設で実施する「都市型救助実習」は、全国でも数少ない全国消防救助技術大会の基準にあった救助訓練棟を使用します。救助訓練棟をロープで渡過しますが、そのためのロープの結び方やロープ1本で身体の安定を保つ方法を学び、自分の安全確保も重視されることを意識しました。また、この施設は消防や警察も実際に訓練に使用されるため、そういった現場を見学できることも大きなメリットだと感じています。
将来について
どのような救急救命士になりたいですか?
将来は消防で働きたいと考えています。救急救命士の知識と技術を活かし、傷病者の気持ちが分かる消防官になりたいと思います。